江部先生の新刊「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」

江部先生の新刊本「糖尿病がどんどんよくなる糖質制限食」が今月出版されましたね。
早速購入して読んでみました。

全体的な印象としては、初めて糖質制限食について知ろうとする人にとって最適な内容だな、と感じました。
プロローグでは先生のブログから具体的な症例が紹介され、HbA1cの変化のデータ等も記載されています。
第1章以降は今までの著書やブログで繰り返し述べられている糖質制限食の理論や効能について書かれているのですが、イラストやグラフが多用され、各テーマのポイントが簡潔に分かりやすく解説されています。
また、巻末の食品ごとの糖質含有量の表は非常に便利だと思います。〇とされている食品でも実際に含まれている糖質のグラム数を知ることによって、どれくらい食べて良いのかのが分かるからです。
ということで、全体的なタッチとしては初心者向けでありながら、十分実用的な構成になっていると思います。

私は理論面に関しては「主食を抜けば糖尿病は良くなる! 実践編」で学んだのですが、内容はやや高度で、正直ハードルは高かったと思います。
新刊本の方は、かなり噛み砕いた表現になっていると思いますので、例えば同病の知人に糖質制限食を紹介するような時には最適じゃないかな、と思いました。
書籍やブログを通じて、糖質制限食が益々広まっていけばいいですね。

ところで、今夜から子供を連れてスキーに行って来ます。
旅先での食事はどうしようか、と気が気ではありません。（ここ数日のパン焼きはその準備のためでもあったのですが）
せっかく下がり始めた血糖値が元に戻らないよう、しっかり糖質制限しなくては。。。